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『桜花裁き』 第三話「至誠一貫」 中編

もしかすると。

ちょっと画像が多いのではなかろうか。
でも、一画面に二枚くらいあると、なんだか豪華じゃない。

恐らくお見せする機会もないかと思うので、ここで土方のお部屋を公開しておきましょう。

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なんと言うか、ばっちい


鼠小僧が捕らえられた翌日。
場面は樹氷 蔵王(いつきごおり ざおう)強盗殺害事件についての会議から始まります。

樹氷家は、幕府も懇意にする御用両替であり、筆頭の十人両替

両替商とは いわゆる金貸し
初めて知りましたが、御用両替というのは、遠方での取引に用いた支払手形を現金化する、まぁATMくらいに考えればよいでしょうか。いわゆる為替ですよ。
そして十人両替とは、レート担当。この言葉が使われていた時代、東と西では、それぞれ主に金と銀を用いて取引を行っておりました。その相場を取り決めていた連中のようです。

とは言え、ネットの、こんなブログの一隅に書いてあるような知識ですから、鵜吞みにしないでください。

とにかく、一言でいえば重鎮。そのような人物を殺めた張本人こそ鼠小僧であるというわけです。
犯行に関して、鼠小僧は自分が殺したと自白。しかし詳細は語っておりません。

そして、本当に昔の鼠小僧 本人なのかと言う点については、十六年前の事件についての委細を記憶しており間違いないとのこと。しかし、公式に死罪になったこともまた事実。

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「あ、あぁ~! 駄目ですって、今は会議中ですから後に……」
散切り頭を叩いてみれば、山南 彩花の声がする。
近藤さんの面倒そうな顔。

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「げっ、げっ! げげげのげーっ!」
夜はで運動会。

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「会議なんぞで時間を浪費している暇がよくあるのぅ」
老中 永井様、本当に中町奉行所が お好きですね。

永井の登場によってお話は随分転がります。

今回の無理難題
~事件が公にならないよう、早急に鼠小僧を死罪とし収束させよ!~

永井様のご注文は、鼠小僧の死罪
さらに、今回の事件は景虎の裁きがいい加減だったことを証明する、と桜を煽ります。

対して近藤さん、「正当性をもってことに当たることが大事」と、あくまで中立の立場。
一方で桜さん、「お任せください」と、父の威信にかけての二つ返事

そして、今回の班分けの発表です。
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「平賀君と志明君、小梅君と土方、紫乃は単独で捜査」

おや。
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「私の名前が呼ばれなかったようですが……」

近藤さんから桜へ、捜査からの離脱通告がなされます。

先ほどの永井との問答。あの場での身勝手な発言、果ては死罪要請に対しての「お任せを」という文句。
感情の こもった叱責と、「個人的な感情をのせて死罪にするのなら、それはただの殺人だ」という近藤さんの強い言葉に、桜はただ素直に謝罪します。

近藤さんの言い分には反論の余地がないと志明君も納得。、そして、怒りを あらわにする近藤さんの姿に驚きます。
中町奉行所に来て一年、それは初めて見る姿でした。


……。


えっ、一年!?


一年も経ってたの このお話!?


今のところあったサービスシーン
・パンもろ交通事故
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蹴躓いて女体
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・脱衣所事変
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窃視サバ
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一年あってこれかよ!!  なんだよ四季折々かよ!!

他のゲームなんて二、三日でもう肉体関係だぞ!!



……



そっちのほうが おかしいわ!!

危ない、美少女PCゲームという先入観倫理観が崩壊するところだった。
彼らは立場ある人物たちです。真っ当な感性、そして感覚の持ち主です。

ほんと、さらりと重大な情報を流してきますね、志明君。
流し素麺で 金の延べ棒が流れてきたような感覚です。



話を戻しましょう。

しかし志明、熱くなる桜の気持ちを汲み、捜査離脱に反対
近藤さんも意図、というよりは心情を察してか、調査の編成を変更。理夢と土方、小梅と紫乃の二組で先に調査を開始させます。

場所を変え、桜を交えて三人で話し合うことに。

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「遠山君を捜査から外すべきではないと考えているんだな?」

志明は、今回の事件について、桜が私情を挟まずに対応することが出来れば、彼女自身の成長につながると見解。
もちろん、これは それらしい理由かもしれませんが、言い分は正論。近藤さんもそれには納得します。

ただし、志明に同行することを条件に許可を出します。というのも、昨晩 桜は勝手に捜査を行っていたようで、「連携を乱すような行為は許されない」という理由の元。


そうして、志明での捜査が開始されます。
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「頼んでもいないのに、勝手な事をしてくれたものだな」

彼女の強気は、幼少からの研鑽によるものなのでしょうか。ねえ、どうなんでしょう、北町奉行 景虎様

後悔したまま終わりたいのか、という志明の問いかけに、桜。
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「説教でもするつもりか?」

ねえ、景虎様
この子ゲームがゲームなら大変なことになるタイプじゃないでしょうか景虎様


まずは、鼠小僧が捕らえられている奉行所の牢屋へ向かいましょう。

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「さっさと裁きをはじめて、死罪を言い渡してくれ」

なかなか悪そうな顔立ちの、こちらが鼠小僧(ねずみこぞう)。
今回の事件の犯人と思しき人物であり、十六年前に世間を騒がせた鼠小僧と同一人物である疑いがあります。

捕らえられている理由を、樹氷 蔵王を殺した容疑ではなく、殺したからだと言い、しかし頑なに その始終を語りたがりません。
そして、自らを以前の鼠小僧本人だと主張。随分の間 鳴りを潜めていたのは、この十六年間 蔵王邸の地下牢に監禁されていたからだと明かします。両替商だけに。

標的とされてきた金持ちにとっては、自分は憎き敵。捕らえられたその時を待ち望み、生き地獄を味わわせたかったのだろうと鼠小僧。
幕府が、つまりは景虎が自分を金で売り渡した とも言いだし、案の定 桜さんはご立腹。足早に蔵王の屋敷へと向かうことに。


さて、玄関からお邪魔します。
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「今立て込んでおりまして、御用の方は改めてお願いできれば……」

なにこの人、超かわいい

こちらの美人さんは出羽 月(いでは つき)。今回の事件の被害者 樹氷 蔵王の秘書
出羽さんの案内で、現場の地下室へと向かいます。

地蔵、赤べこ、宝船、龍、神輿、甲冑、大量の千両箱。
そして、中央に鎮座する万両箱。その傍らには少し前まで主だった者。
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いえ、脚しか見えませんけどね。あまり気持ちのいい絵面でないものですから、出羽さんの華麗なる守備をお楽しみください。
部屋の奥、ちょうど出羽の向こう側には、奥へと続く暗い道。こちらは鼠小僧が監禁されていた牢へと繋がっているとのこと。

出羽曰く、牢の存在について使用人は誰も知らなかったそう。さらに、世間では傲慢な高利貸しとして知られている蔵王ですが、本当は真面目で誠実な、優しい人物だったと言います。

しかし桜、この言い分を否定します。少なくとも蔵王の他に、世話人として地下牢の存在を知る人物がいたはずだと推測。さらには、状況を考えれば蔵王の誠実さ とやらも怪しいものだとさえ。
あまりに高圧的な態度を取るものですから、主を愚弄された出羽さんも怒りだし、終いには志明から道徳的には間違っていると注意を受けます。

その場は志明が謝罪し、なんとかお許しをいただく形で収まりました。

とは言え、桜の言っていることは一つの事実でもあります。
一旦 地下室を離れ、他の使用人にも話を聞くことに。


再び、蔵王邸の玄関。で ぶつかられます。
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「ひぁっ!? す、すみませんっ!」

こちらの眼鏡ちゃんは大滝 瀧(おおたき りゅう)。樹氷家 付きの会計士。挙動不審で びくついている、小梅とは違った意味で小動物的な方です。
どことなくペルソナに出てきそうな お顔立ち。コミュは隠者正義でしょうかね。そういえば、なんて大アルカナもありました。

相も変わらず高圧的な桜。話を聞くまでの一連の流れと自己紹介だけで大滝を泣かせます。
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「ごごご、ごめんなさい。私が、こんなんで……その、ごめんなさい……」

話が進まない
いっそ、ペルソナチェンジ! という具合に、桜と理夢を交代できれば良いのですが……。

大滝を落ち着かせ、話を続ける志明。
聞くところによると、第一発見者は大滝。地下室への扉には鍵があり、からくりが施されているそう。
大滝ちゃんも「蔵王様自慢の仕掛けですごいんです!」と嬉々として語ります。
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「自慢だかなんだか知らんが、さっさと種を明かせ! 回りくどく話すな!」

ねえ、景虎様

志明も、これまでどうやって聞き込み捜査をしてきたのか疑問に思いますが、今は からくり とやらについて詳しく聞きましょう。

自慢のからくりに対応する鍵束がこちら。
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色とりどりの鍵、かぎ、カギ。

この中から、大滝は今日 対応する鍵を教えてくれます。と言うのも、対応する鍵が毎日 不規則に変わるというのがご自慢のからくりさ、という訳です。チクタク。
しかも「これこれこれと、これこれこれ」とのことなので、六種もしくは三種を二回 試行しなければならないようです。

さらに、大滝はこれをで言います。ある程度の対応性か規則性はあるのでしょうが、すごい記憶力です。でも さっき不規則って言ったじゃないか。
これを知るのは大滝蔵王二人のみ。今や彼女一人となってしまいました。

第一発見者とは言いますが、彼女が鍵を開けて地下室に入り、その後ろから他の使用人たちが次いで入る、という僅かな差
「物事は、正確に正しくです」と会計士らしい厳密さによる尺度ですね。


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「ぼんじょおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉるのぉぉぉぉぉっ!」

あっ、面倒くさい
一応、鍵括弧内は表記を正しく拾っているのですよ。

この面倒くさい彼は高畠 洋梨(たかはた ようり)。貿易商を営んでおり、商売のために蔵王から借金をしています。
今日は、蔵王の注文品が届いたという知らせに足を運んだとのこと。商売相手の一人でもあったようです。

大滝から蔵王の逝去を知らさせると共に やんわりと追い返され、高畠は変わらぬ様子で退散。
高畠の家は蔵王邸の向かいにあるそうで、恐らく志明や桜のことを見に来たのだろうと察します。

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「のーんのんのんのんっ! 高畠、ではなく洋梨とお呼びください」

……洋梨。よーうりっ、ふふっ。なにこれ。

あまりにも怪しげなので、話を聞くべく洋梨の家へと足を運びます。
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「自己紹介は結構。商売人たる者、一度見聞きしたことは忘れませんから」
それは素晴らしいですな。

事件に関する最低限の資料を見せると、本当に死んだのかと驚きをあらわにします。
どうやら蔵王は冗談が好きな御仁だったようで、先ほどの やりとりも冗談だと思い、大した反応を見せなかったよう。

事件が発生した昨晩、蔵王邸は人の出入りが激しく騒がしかったのですが、蔵王邸では何かの余興も日常茶飯事。特に気にしていなかったとのこと。

蔵王と会ったのは二日前。洋梨宅へ出羽、大滝を連れて商談に来た際に会ったきり。
話を聞く限り、事件は蔵王邸の中で完結している模様。一旦話を切り上げ、再度 蔵王邸の地下室へ。


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「うぅ、すっごく怖かった。あの人、私を脅してきたんだよ。どうかしてるよ……」
「大丈夫だよ、お瀧。なにかあったら、私が守ってあげるからね」

あっ……ありが、ごちそうさまです?

蔵王の殺害時刻を限定するべく、二人に話を聞いていきます。

事件発覚までに大滝が最後に地下室に入ったのは、一昨日の夜。洋梨からの返済金を保管するべく立ち入りました。
その後、花火の予行演習と時間を同じくして洋梨宅にて宴会。これには蔵王、出羽、大滝、洋梨が参加しています。

昨日は、朝から事件発覚まで、蔵王の姿を見たものは居ません。なぜなら、酒が入った翌日は、蔵王を夜まで寝かせておくという恒例があったから。
証言を整理すると、一昨日の夜に見たきりで宴会後から事件発覚まで、蔵王とは誰も接触していないということになります。

そして、大滝に牢の存在について切り込んでいきます。
が、また桜がやらかします。
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「さっきからあなたは何なんですか!」

本当ですよ。もう分かってましたよ。

ただ、証言は出ました。大滝は世話を命じられただけで、その人物が鼠小僧ということは知り得なかったとのこと。
証拠として大滝の手帳を押収。
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決まった時間に決まったことをするように指示されており、その内容が細かく記されているようです。

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「後は任せる。これ以上私が出ると、お前がやりにくいだろうからな」

もう何も言うまい。

今度は出羽に、大滝が地下牢の存在を知っていることを 知っていたか聞いてみます。
しかし、全く知らなかったとのこと。また、大滝の性格に由来した口の堅さもあり、世話役を任されたのだろうと言います。

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「秘密を喋ることなんて、脅されない限りしない優しい子ですからね。ふんっ」

ふんっ。

と言ったところで そろそろ集合時間が近づいてきました。
最後に、地下室への出入りの際には、先ほどのからくりを解く必要があるという証言を得て、奉行所へ。

桜の進言もあり、ちょっと奉行所の牢屋へ。
大滝の証言のを取るために、鼠小僧に世話人について確かめます。
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「おおたき? なんだ、誰だそいつ? 聞いたことねぇな」

なに!?

と思いきや、単純に名前を知らなかっただけでした。「ああ……あの女か」ということもあり、恐らく信用に値するでしょう。

そして、桜さんの「鮮やかな表舞台に上がれると思うなよ」という格好いい台詞によって、新たに事実が発覚します。
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「真っ白で、何もわかんねぇんだ」

長期による暗闇での生活によって、鼠小僧の眼は色を失っていました。
彼の景色は、今や白黒の世界になってしまったようです。

暗闇では青・黄系統の色認識が重要であり、赤・緑系統の色認識は重要視されません。
そのため、鼠小僧の眼は順応によって自ら変化したのでしょう。

気の毒そうな顔をする志明を、鼠小僧は笑い飛ばします。
そして、「きっちりと死罪にしてくれよなっ!」と送り出され、志明と桜の二人は作戦室へと赴く。

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